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世界各地で説明のつかない奇怪な現象がたびたび起こっている。魚などが大量死したり、川の水が赤くなったり、地面が陥没して巨大な穴があいたり…。いずれも原因がはっきりしないため、人々はつい不安な気持ちになる。地球に一体何が起きているのかと。
個人的に気になるのが、「天使のラッパ」と呼ばれる現象だ。空からラッパのような大きな音が突然、鳴り響くのだ。2010年ごろから世界各地で報告されるようになり、最近は「アポカリプティック・サウンド(終末の音)」と呼ばれている。由来は聖書の「ヨハネの黙示録」で「最後の審判」の前に天使が7回ラッパを吹くたびに災害が起こるという記述だ。
動画投稿サイトで調べれば、それがどういう現象かがよく分かる。不気味そうに空を見上げる人や、なかには米大リーグの試合中に鳴り響き、アナウンサーが実況する中継映像もある。ちなみにYou Tubeで「apocalyptic sounds」と入力し検索すると約4万6900件もあった。
これに呼応するかのように、聖書を基にした終末的な映画が27日に公開される。ニコラス・ケイジ主演作「レフト・ビハインド」は航空パニック映画として宣伝されているが、実は終末映画の1本だ。