【インタビュー】伊藤利尋さん(下)「みんなのニュース」メーンキャスター 事実を伝える報道の重み 任された仕事で結果を(2/3ページ) - 産経ニュース

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インタビュー

伊藤利尋さん(下)「みんなのニュース」メーンキャスター 事実を伝える報道の重み 任された仕事で結果を

 メーンキャスターとして、番組で起こることはすべて背負う覚悟だ。「思ったことは言います。報道畑ではないからこそ分かることがあるし、そこに僕がメーンキャスターをやっている意味があると思います」

 穏やかに見えるが、若い頃から意外に「ほえている方」だった。

 テレビ朝日の古舘伊知郎アナウンサー(当時)に憧れ、スポーツの実況をしたいとアナウンサーになった。作り手に魅力を感じ、ディレクターへの異動希望を出したこともあったが、コーナーの制作に携わって吹っ切れたという。

 「楽しかった。それからは任された仕事を一生懸命やろうと考え、アナウンサーながら、『こんなことをやりたい』とほえていた。今、あんな20代がいたら嫌ですね(笑)」。観光地をうがった見方で歩くコーナーでは、大スポンサーの鉄塔を「周囲に合わない」とリポートし、上司に激怒されたこともあった。

 任された仕事で結果を出していくと信頼を得て、次第に大きな仕事を任される。

 「今は『こう話して』ではなく、『こんな空気を作ってください』と言われる。そんなとき、テレビマンとして幸せを感じます」