課題先送り デブリ取り出しは可能か 廃炉工程表改定

 今回の改定では、デブリの取り出し方針を「2年後を目途に」確定させるとした。工法は、放射性物質を拡散させないために、格納容器に水を張って取り出す「冠水工法」が有力だが、容器が壊れ止水が難しい。このため空気にさらされたまま、デブリを取り出す工法が求められているが、確立されたものがない。

 工程表の改定に携わった政府関係者は「現時点でベストのものを示している」と自信を持つが、デブリの調査結果や工法の研究開発の進展次第で、工程表はさらに見直しが必要になる。(原子力取材班)

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