今、「軍歌」がアツい! 若者にも広がり、従軍看護婦コスプレでマイク握る

 若い世代のファンの一人、三笠舞子さんは30代前半の漫画家。高校生のとき、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んで軍歌にも興味を持った。「軍歌には良い歌が多いし、日本語として素晴らしい歌詞もあります。(もっと若い)大学生らの愛好者も増えていますね。彼らは思想の話はしない。まったく新しいジャンルの歌としてカラオケでも楽しんでいますよ」

 こうした傾向の牽引(けんいん)役となっているのが、「日本の軍歌」などの著書があり、自身も中学生のときから軍歌を歌っていた辻田真佐憲(まさのり)さん(30)。元来、軍歌は民衆に親しまれた「エンタメ」だったというのが持論だ。

 「若いファンといってもいろんな層がいるが、イデオロギー抜きにしたライトなファンが増えた理由は2つ。You Tubeの普及や、軍歌を主題歌に使うアニメなど『萌(も)えミリ(タリー)』と呼ばれるジャンルの登場も大きい」

 レコード各社も「新たな風」をつかもうと懸命だ。

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