「さかい利晶の杜」入館者数ダブルカウントも 入り口3カ所のセンサーでカウント

 カウンター前のフロアは無料ゾーンの「観光案内展示室」となっており、昭和初期の堺の町並みの模型などを展示。北側と東西の3カ所から入ることができ、それぞれのセンサーで入る人数を自動カウントしているという。

 市によると、7日現在の総入館者数は約15万4千人だが、利休と晶子関連の有料ゾーンの利用者は約30%の約4万7千人。約70%は無料ゾーンの「観光案内展示室」だけを利用した計算になる。

 利晶の杜の周辺には「千利休屋敷跡」「与謝野晶子生家跡」などのほか、敷地内の別棟には人気のコーヒー店やレストランも。団体や家族連れなどは利晶の杜を拠点に散策を楽しんでおり、繰り返し出入りするケースが多い。

 10日の市議会では、大阪維新の会堺市議団の黒田征樹議員が「総入館者と有料入館者の数が違いすぎる。こうした数字を市が発表すると、地域で商売をしようとする人たちのマーケティングなど中心市街地の活性化にも影響する」と指摘した。