埼玉県プレミアム商品券「物産観光券」販売開始 全国のローソンでも購入可

 県は9日、国の「地域消費喚起・生活支援型」交付金を活用したプレミアム付き商品券の一環として、プレミアム率25%の「埼玉O・MO・TE・NA・SHI(おもてなし)物産観光券」の販売をコンビニエンスストア「ローソン」の設置端末で開始した。7月に販売申し込みを受け付ける同20%の県産農産物商品券についても、専用サイトを同日開設。県内63市町村も同20~30%の商品券を順次発行している。

 県観光課などによると、物産観光券は1枚1千円の5枚つづりを4千円で年内に販売。発行総額は9億円(18万冊分)で、購入上限を1人4冊に設定した。

 全国のローソン約1万1700店舗の端末「Loppi(ロッピー)」で購入できるほか、15日以降は県物産観光館「そぴあ」(さいたま市大宮区)や県物産観光協会に加盟する宿泊・レジャー施設、飲食・物販店など520カ所でも販売。来年1月末まで、そぴあや協会加盟店676カ所、県内のローソンなど計1133カ所で利用できる。

 「近いがうまい埼玉産」と銘打った農産物商品券は1枚500円の12枚つづりを5千円で販売。発行総額は24億円(40万冊)で、購入上限は1人10冊。専用サイト(st-shohinken.com)や27日以降に県内のJA支店、農産物直売所、県農林振興センターなど県出先機関で配布する応募はがきで7月1~10日に申し込み、当選者に届く購入案内通知をJA支店49カ所や農産物直売所67カ所で引き換える。JAなどの直売所計117カ所で利用できる。

 このほか、県内63市町村が発行するプレミアム付き商品券は地域の商店などで利用が可能。県商業・サービス産業支援課によると、各自治体の商工団体などが販売を担当し、専用はがきなどによる予約制となっている自治体も多い。既に幸手市と伊奈町では販売を終了している。

 上田清司知事は9日の定例会見で「プレミアムによるファン層の獲得など新たな消費喚起につなげ、景気刺激の効果を持続させていきたい」と述べた。

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