ビアガーデンに高級化の波 関西のホテル(3/3ページ) - 産経ニュース

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ビアガーデンに高級化の波 関西のホテル

 その後も高級化の波は広がっており、独自性を打ち出す動きもみられる。例えば、ホテルニューオータニ大阪(同市中央区)は、「ドラッグクイーン」と呼ばれる派手な女装をした男性のショーなどイベントにも趣向を凝らし、ビアガーデンでは少数派だった若い女性客を集めることに成功した。

◇値上げも

 こうした傾向を裏付ける調査がある。キリンビールが今年4月にインターネットで実施したアンケートの結果(8369人が回答)によると、1人当たりの予算は平均3862円で前年比109円増の微増。ただ、年代別で最も高かったのは20代で、同430円増の4043円だった。

 「どんなビアガーデンに行ってみたいか」との問いでは、若い層は料理の内容のほか「(小規模な醸造所の)クラフトビールが充実している」「いろんな飲み物が試せる」「エンターテインメントやアトラクションが楽しめる」ことなどを重視する傾向があった。

 今シーズン、京都ホテルオークラ(京都市中京区)は和風メニューを強化して1割ほど値上げ。神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区)では7500円の高額プランを用意するほか、5500円のTボーンステーキといった高単価の料理を充実させるなど、ビアガーデンの高級化はさらに進みそうだ。

(田村慶子)