捨てウサギがホテル支配人に出世!? 東日本大震災の混乱で 大阪・ミナミ(1/2ページ) - 産経ニュース

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捨てウサギがホテル支配人に出世!? 東日本大震災の混乱で 大阪・ミナミ

捨てウサギがホテル支配人に出世!? 東日本大震災の混乱で 大阪・ミナミ
捨てウサギがホテル支配人に出世!? 東日本大震災の混乱で 大阪・ミナミ
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 ウサギが「支配人」を務めるビジネスホテルが大阪・ミナミにある。大阪市中央区の「ホテル心斎橋ライオンズロック」。東日本大震災の混乱で外国人宿泊客が客室に残していったウサギをホテルが預かり、「ヒロシ」と名付けて飼い続けたところ、子供や女性からたちまち人気になった。支配人に抜擢(ばってき)された今ではホテルの顔としてフロントに座り、今日も宿泊客を出迎えている。(芦田彩)

 「あまりにもおとなしいので、ぬいぐるみだと勘違いする宿泊客もいます」

 ホテル従業員の小西満さんはフロント前のヒロシを見つめながらほほえんだ。

 しま模様の帽子に黒縁の丸眼鏡と、おなじみの「くいだおれ太郎」の姿に扮(ふん)したヒロシが、フロント前に置かれた机の上に座り、鼻をヒクつかせながら宿泊客を出迎える。特に女性や子供に人気で、「かわいい!」となでながら一緒に写真を撮る姿も日常茶飯事だ。

 清掃員から入った一本の連絡が始まりだった。

 平成23年3月、東日本大震災が発生してからの数日間、同ホテルは関東地方から大阪に避難し、関西国際空港発の飛行機で出国するのを待つ外国人客でごった返した。そんなある日、チェックアウトを済ませた外国人客の部屋に入った清掃員が、ウサギを発見した。