「けん玉演歌歌手」で注目度が上がる三山ひろしさん「壁を乗り越える努力はどちらも同じ」

　「演歌は人生のバイブルであり、生活の歌。そして、けん玉は日本が誇る昔ながらのおもちゃ。どちらも孫の世代までつないでいきたい」

　数年前、米国の若者がヒップホップのリズムに合わせてパフォーマンスをする動画をアップしたがきっかけで世界中から注目されるようになったけん玉。最近では、関西の小学校などでけん玉授業が行われており、子供たちの間で静かに浸透している。三山さんも動画投稿サイト「Ｙｏｕ　Ｔｕｂｅ」にけん玉とエクササイズを融合させた動画を投稿して話題を呼んだ。

　三山さんがつむぎだす心に響く温もりの声は、聴いている人に元気を与えることから「ビタミンボイス」とも称される。

　「僕もけん玉とともにステップアップしてきました。演歌もけん玉も、いけるところまでやり切りたい」

　目指すはもちろん、年末のＮＨＫ「紅白歌合戦」の初出場だ。

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　三山さんのコンサートは１１日、大阪府吹田市の吹田市文化会館「メイシアター大ホール」▽２２日、同府門真市の門真市民文化会館「ルミエールホール」で行われる。