民主、攻勢中に若手が泥酔騒動 ここ一番でオウンゴールは相変わらず

 民主党は安全保障関連法案や年金情報流出事件の追及で攻勢を強める矢先に、またも失態を演じた。法案審議で政府追及の先頭に立っていた後藤祐一衆院議員の泥酔騒動だ。岡田克也氏が代表に就任した1月以降、勢いに乗りかけると「オウンゴール」を繰り返す事態が続き、党幹部は今回もダメージを最小限に抑えようと対応に追われた。(山本雄史)

 後藤氏は5日夕、国会内で記者団に「国会議員として不適切な行為で迷惑をかけた。国民におわびする」と深く頭を下げた。ただ、今後も衆院平和安全法制特別委員会で質疑に立つ予定で「仕事をしっかりやることで有権者、国民への責任を果たす」とも語った。

 若手の注目株の後藤氏は特別委で3回質問に立った。同党最多で、3月には自民党同僚議員との「路上キス」が発覚した中川郁子農林水産政務官を国会で「お酒を飲んでいたのか」などと追及した。だが、3日未明に警察沙汰となった泥酔騒動により、5日の特別委の質問から外れた。

 後藤氏が所属する派閥「自誓会」会長の細野豪志政調会長は5日、記者団に「言い訳ができない。深刻に反省をしなければならない」と平謝り。岡田氏も記者会見で「国民の信頼を裏切ることがないように」と電話で後藤氏に忠告したことを明らかにした。