謎の「油」

NY在住男、急遽帰国ルート変更 日本立ち寄り見合わせ

 捜査当局では、寺社の油まきは宗教的儀式の一部として行われたもので、全国各地で被害のあった寺社の一部では、男の指示で別の信者がまいていた可能性もあるとみて調べている。

 香取神宮の防犯カメラには、フード付きの上着を着て首からカメラを下げていた男が油をまく様子が写っていたという。男はこの犯行以降、レンタカーで関西方面に向かい、奈良県内の複数の寺社などで犯行を繰り返したとみられる。

 千葉県内では3月25日、成田山新勝寺(成田市)と香取神宮で被害が発覚。香取神宮では国の重要文化財の楼門の柱に油のようなシミがあった。被害を発見した男性職員によると、油からは甘いアロマオイルのような匂いがしたという。