滋賀・東近江の「大凧まつり」で百畳敷き大凧落下、見物客らけが4人病院搬送

滋賀・東近江の「大凧まつり」で百畳敷き大凧落下、見物客らけが4人病院搬送
滋賀・東近江の「大凧まつり」で百畳敷き大凧落下、見物客らけが4人病院搬送
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 31日午後0時35分ごろ、滋賀県東近江市栗見新田町の市ふれあい運動公園で開かれていた「東近江大凧(おおだこ)まつり」で、100畳敷き大凧(縦13メートル、横12メートル、重さ約700キロ)が会場内に落下。見物客らが頭や腕などをけがし、70代の男性が一時意識不明となるなど、男児(7)を含む男性4人が病院に運ばれた。滋賀県警東近江署が、事故の原因などを調べている。

 大会本部などによると、祭りは江戸時代から地域に伝わる伝統行事で、毎年5月の最終日曜日に開催。男児の健やかな成長を祈願し、100畳敷き大凧を揚げるのがメーンイベントとなっている。この日は、午前11時半ごろから約100人がかりで大凧揚げに挑戦し、数十メートル揚がったところで風にあおられ、落下したとみられる。

 右腕に軽傷を負った同県愛荘町の男性(79)は「草むらに座って見物していたら、『バーン』という音とともに大凧が突然落ちてきた。逃げようと思ったが落ちるスピードが速くて間に合わなかった」と話していた。

 大会本部関係者は「大凧が揚がった後、失速しそうだったので、付近の見物客らに避難するよう呼びかけを始めたところだった。安全確保の態勢に甘さがあった」と話していた。

 彦根地方気象台によると、東近江市のこの日午前から昼にかけての風速は4~5メートルで、午前10時56分には11・8メートルを記録するなど、時折強風に見舞われた。同気象台はこの日午後0時36分、東近江市などに強風注意報を出していた。

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