「ハートストーン」で恋愛成就? 京都・福知山城、パワースポットでPR

 福知山城(福知山市郷土資料館、同市内記)の石垣などにハートの形に見える石があり、観光客らの話題になっている。同資料館では「ハートストーン」と名付け、恋愛成就のパワースポットとして情報発信していきたいとしている。

 福知山城は天正7(1579)年、武将、明智光秀が北丹波の拠点として築城した。光秀は側室を持たず、正室である煕子(ひろこ)を生涯愛したと伝えられることから、ハートストーンを見つけたら正式なカップルになれるというストーリーでPRする。

 ハートストーンは東側の石垣に3つ、西側の石垣に1つあり、さらに、城への入り口にもなっている橋「昇龍橋(しょうりゅうきょう)」の石積みにも上流側、下流側それぞれ1つずつ、計6つある。

 ハートストーンの存在は2年ほど前から観光客や市民の間で話題になっていたが、市では今月、これまでに発見された6つのハートストーンの場所を「ハートストーン ビューポイント」として1枚の紙にまとめた。

 来場者から問い合わせがあればビューポイントのチラシを渡して自分の目と足でハートストーンを探す楽しみを味わってもらう。

 同城の石垣は野面積(のづらづ)みと呼ばれ、自然石を巧みに組み合わせ、築城から400年余りの歳月を耐えてきた。また、福知山城の石垣には五輪塔などを転用した石も使われており、同城の石垣の特徴として知られる。

 同資料館の駿河禎克(よしかつ)館長は、「ここ数年、歴女と呼ばれる歴史好きの若い女性が来られることが多くなったが、これを機会にさらに若い方に城に興味を持っていただければ」と話している。

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