開発ヒストリー

アフリカの砂漠を農地に変える「奇跡の繊維」…世界に誇る日本「繊維テクノロジー」が南アで挑む

 東レとミツカワは、南アや中国で砂漠の緑化や農地への転換に成功した経験を生かし、農地不足などの問題が深刻な国々に活動範囲を広げる方針だ。

 アフリカでの挑戦は始まったばかり。佐々木室長は「現地でロールプランターを作り、地域経済にも貢献したい」と話す。一方、ミツカワは福井県の農業試験場と協力し、ハウス栽培のトマトなどへのロールプランターの応用に向けて実証試験も進める。松本社長は「植物工場など農業の発展に、より注力したい」と将来を見据えている。(会田聡)

■ロールプランター ミツカワがニット技術を活用し、独自に開発した緑化システム。ニット素材の中に土を詰めたチューブをビルの屋上や学校の校庭などに敷き詰め、その上に芝生などを植えることで、従来に比べて低コストで緑化できる。同社は東レとともに海外での緑化事業などに取り組んでいる。

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