アジア銀の中尾総裁と会談の朴大統領ら、アジア地域開発事業に約737億円を支援表明 インフラ銀と両天秤?

 【ソウル=藤本欣也】韓国を訪問中のアジア開発銀行(ADB)の中尾武彦総裁は26日、ソウルで朴槿恵(パク・クネ)大統領、崔●(=日の下に火)煥(チェ・ギョンファン)経済副首相とそれぞれ会談した。聯合ニュースによると、韓国政府はADBと共同で推進するアジア地域開発事業に、今後3年間で6億ドル(約737億円)を支援することを表明した。

 朴大統領がADB総裁と会談するのは2013年2月の就任後初めて。韓国は日米が慎重姿勢を示す中で、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を決めた経緯がある。今度は日米が主導するADBとの協力強化をアピールすることで、バランスを取る狙いがあるとみられる。

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