海外ブランド類似品販売容疑で3人逮捕 千葉

 海外有名ブランド品に似た商品をインターネットで販売したとして、県警生活経済課などは25日、商標法違反の疑いで、大阪市住之江区のブランド販売会社「アイキャンディ」を摘発し、経営者の森垣茂信容疑者(60)=同=と家族の計3人を逮捕した。同課によると、全員容疑を否認している。

 逮捕容疑は昨年3、5月、米国「ティファニーアンドカンパニー」の商標が付いた同社製品でないチョーカーを愛知、神奈川両県の女性に各約2万3千円で通信販売したとしている。

 同課によると、アイキャンディは複数のインターネットモールに出店。昨年12月の捜索では、偽物とみられる指輪、ネックレスなど約900点が押収された。過去約10年間で、関連口座には約2億8千万円の入金があった。別の同法違反事件の容疑者の供述から、同社の存在が浮上した。

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