大規模災害時に通信支援、DMATカー配備 姫路の医療センター 

車体の屋根の部分に衛星通信用アンテナ装備したDMATカー(姫路医療センター提供)
車体の屋根の部分に衛星通信用アンテナ装備したDMATカー(姫路医療センター提供)

 医師や看護師などでつくる災害派遣医療チーム「DMAT」の活動支援のため、衛星通信機器などを搭載した災害時医療支援車「DMATカー」がこのほど、兵庫県姫路市本町の姫路医療センターに配備された。

 同センターはDMAT隊員を10人配備。大規模災害時に隊員の通信手段を確保し、病院や災害本部などと円滑なやりとりを行うため、救急車ベースで情報の収集・発信に機能を特化したDMATカーを導入した。

 車両は屋根に衛星通信のアンテナを設置し、無線機やネットワークカメラ、インターネットのwi-fi(ワイファイ)アクセスポイントなどを装備。車内に大型ディスプレーを付け、有事の際に病院や災害本部などと円滑なやり取りを行えるようにしている。

 同センターによると1台約3千万円で、情報通信機能に特化した車両を医療機関に配備するケースは国内初という。