世界の議論

フラットシューズは× カンヌ映画祭「ハイヒール強要」に女優反旗 ドレスコード論争の行方は…

 これを受け、急死した英女性歌手エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画「エイミー」でカンヌに参加したアシフ・カパディア監督が、ツイッターで「妻にも同じことが起きた(でも最後には参加できた)」とつぶやき騒ぎが広がった。

 報道によると、カンヌ関係者は当初、「レッドカーペットでは女性はドレスにハイヒール、男性はタキシードの正装を義務付けている」と、ドレスコートの存在を認めていた。ところが、ネット上で批判が噴出したことから、慌てた映画祭責任者のティエリー・フレモー氏(54)がツイッターで「ハイヒールを義務付けているというのは根拠のない噂だ」と、火消しに回った。

自由縛る「性差別」

 だが、すでに手遅れだった。米麻薬組織を題材にした「シカリオ」に主演した英女優のエミリー・ブラントさん(32)は19日の作品上映後の会見で、この件について聞かれ「とても残念。正直言うと、みんなフラットシューズを履くべきで、ハイヒールなんか履くべきじゃないと思う。私はコンバースのスニーカーの方が好きね」と、脱ハイヒールを宣言。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督も、出演俳優2人とともに「(3人とも男だが)ハイヒールでレッドカーペットを歩いてやる」と息巻いた。