米女子ゴルフツアーで「韓国旋風」が例年以上に吹き荒れている。5月3日に閉幕したノーステキサスLPGAシュートアウトで韓国の朴仁妃が今季2勝目を挙げると、ここまでの11大会で韓国系選手が9勝と留まるところを知らない。韓国メディアは開幕6連勝の段階で「まるでKLPGA」(朝鮮日報)、「なぜこのように強いのか」(中央日報)などと自尊心をくすぐる見出しで報じていた。米LPGAは過去に韓国勢の締め出しを試みたが、人種差別の批判を受けて撤回。今やアジアに市場を求めて進出しており、韓国選手は「LPGAツアーの堂々たる主人であり株主だ」(中央日報)とまで語っている。「驕る平家は久しからず」と言われるが、今のところ陰りは見えない。
朝鮮日報は3月に「『まるでKLPGA』トップ100人中36人が韓国系」と題し、最近の米女子ツアーのテレビ中継を見ると「韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアー中継を見ているような錯覚に陥るかもしれない」と報じている。