京都の味や技が集う物産展「第5回大京都展」が近鉄百貨店和歌山店(和歌山市)で始まるのを前に、京都の舞妓(まいこ)の小凛さん(20)らが20日、和歌山市役所を訪れ、尾花正啓市長に魅力をPRした。
大京都展には食品39店、工芸品14店が参加。漬物やようかん、八つ橋のほか、数珠などの小物を販売。琳派の誕生400年を記念し、「風神雷神図屏風」のレプリカも特別展示する。
尾花市長は「(大京都展は)京都と和歌山の関係を深める意味でも大事。今年は国体があるのでまた来てください」と話し、小凛さんは「京都で回ろうと思ったら、大変なほどたくさんのお店が来たはります。京都を味わっていただけたらうれしおす」と笑顔だった。大京都展は21~27日までで、21、22日には舞妓による京舞も披露される。