水族館イルカ問題

関係者反応、天王寺動物園「穏便にと思っていたのでよかった」

 イルカの入手方法を漁から繁殖に転換したJAZAの決定に国内の関係者からは安堵の声が漏れる一方、複雑な反応もみられた。

 大阪市立天王寺動物園の広報担当者は「動物園の多くは加盟継続に賛成したのではないか。WAZAの勧告を拒否するのではなく、穏便に解決してほしいと思っていたのでよかった」と胸をなで下ろした。

 神戸市の須磨海浜水族園では、飼育しているイルカ7頭のうち6頭を和歌山県太地町で入手。繁殖計画に取り組もうとした矢先だっただけに動向を注視していた。担当者は「今回の決定が、さまざまな議論が進むきっかけになるのではないか」と話した。

 これに対し、8頭のイルカを飼育している京都市の京都水族館の反応は「コメントできない」だった。

 一方、鹿児島市の「いおワールドかごしま水族館」の荻野洸太郎館長は記者会見し、追い込み漁によるイルカ入手に反対するWAZAへの残留に票を投じたと明らかにした。

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