住宅に潜む危険 内装を工夫、子供の危険回避能力を育む

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 やけどや誤飲、転落、風呂場でのおぼれなど子供が事故に遭遇する危険性は家庭内にも潜んでいる。国民生活センターによると、事故で医療機関を受診した子供(12歳以下)の7割が住宅で事故に遭っていた。小さな子供のいる家庭では、どこに危険があるのかを知り、対策を講じることが重要だ。(日野稚子)

 ◆安全性高いものを

 インテリア関連の商品情報提供やコンサルティングを行う「リビングデザインセンターOZONE」(東京都新宿区)では「子ども目線の安全な住まい」と題した展覧会を開催中だ(8月4日まで)。クッション性の高い床材や倒れにくい構造の家具など、安全性の高い内装関連商品を展示している。

 会場では、3歳の女児がいる家庭を想定し、リビング内に設けたキッズスペースの実例を紹介。転倒によるけがを防ぐため、床には弾力性のあるコルク材や比較的軟らかい桐材を使用している。桐材の床をこぶしでたたいてみると、一般的なフローリングに比べて衝撃が少なかった。部屋の間仕切りには、指を挟んでも痛くない布製のスライド式パネルスクリーンを選んだ。「最近は子供をリビングで遊ばせる家庭が増え、子供が体をぶつけてもけがをしないような内装材に対する関心が高まっている」と事業開発部アライアンス推進グループの高津麻子さんは話す。