3歳長女殺害、母親に懲役9年判決 新潟

 燕市で昨年11月、3歳の長女を川に投げ落として殺害したとして、殺人罪に問われた無職、佐藤あゆみ被告(24)の裁判員裁判の判決公判が18日、新潟地裁(竹下雄裁判長)で開かれ、懲役9年(求刑懲役12年)を言い渡した。

 判決理由で竹下裁判長は、長女を川に投げ込んだ佐藤被告の犯行を「非情かつ冷酷」と非難。佐藤被告が周囲の支援を受けていたとはとうてい言えないとする弁護側の主張は、市や保育園も支援態勢を取っていたとして退けた。一方、交際相手との関係維持が中心的な動機として殺害したとまでは言えないとした。

 弁護側は、被告と接見して控訴するかどうか決めたいとしている。

 判決によると、佐藤被告は昨年11月19日夜、燕市の西川に架かる橋の欄干から長女、心優(みゆ)ちゃんを投げ落とし溺れさせ、殺害した。

 判決後、裁判員による記者会見が開かれ、「衝撃的な事件で精神的にきつかった」(60代男性)、「育児の大変さは共感するところもあったが、自分には本音を言える相手がいた」(30代女性)とする意見が出た。

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