映画「国際市場で逢いましょう」 庶民目線で描く先人の苦労

映画「国際市場で逢いましょう」 庶民目線で描く先人の苦労
映画「国際市場で逢いましょう」 庶民目線で描く先人の苦労
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 朝鮮戦争、ベトナム派兵、離散家族の再会-。韓国の苦難の時代を生き抜いた家族を描き、韓国で大ヒットした「国際市場(いちば)で逢(あ)いましょう」(16日公開)は、さながら韓国版「三丁目の夕日」だ。ユン・ジェギュン監督(46)は「今の繁栄も父祖の努力や苦労があればこそ。それを『忘れない』という思いを込めた」と話す。(喜多由浩)

 1950年12月、主人公のドクス(ファン・ジョンミン)は朝鮮戦争の混乱の際、父親、幼い妹と離ればなれになってしまう。釜山・国際市場の露店「コップンの店」を手伝いながら、貧しい暮らしから抜け出せないドクスは63年、弟の学費を工面するため、西ドイツ(当時)で苛酷な炭鉱労働者になる。

 そこで、派遣看護師としてきていたヨンジャ(キム・ユンジン)と恋に落ち、結婚するが、74年には末の妹の結婚費用などを稼ぐため、今度はベトナム戦争へ行くことに。家長であるがゆえに、自分の夢は諦め、ひたすら家族のために身を粉にして働き続けるドクスにやがて、奇跡のような出来事が起きる…。

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