堺O157集団食中毒 女児遺族と補償合意 発生から19年

 市は医療機関の検査で菌が検出された9119人を対象に補償を交渉。発生から19年の間に合意した9107人(370人が辞退)への支払総額は計約6億5200万円となる。

 一方、市は11年から、死亡した女児3人を追悼するモニュメントの設置を計画したが、遺族の了承が得られず、補償交渉も中断。26年4月に現庁舎の一角に「二度とこのような不幸を繰り返さない」と刻まれた石碑がようやく完成した。

 堺市教委学校管理課の浜田昌彦部長は「長い時間が経過し、ご遺族にはご迷惑をおかけした。未曽有の食中毒が起きたことを決して忘れず、安全・安心な給食を提供していきたい」としている。

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