出演作『ビリギャル』観て泣いてしまった俳優・伊藤淳史の真っ当

　伊藤淳史（３１）は、誠実で素直な人柄がにじみ出ている俳優である。

　「演じるときは、本気でやることを大切にしています。『こういう人って素敵だな』と思えるような役をいただくことが多いので、僕自身、芝居をしながら勉強になっています」（ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）

　そんな彼がまた刺激を受ける作品に出合った。６５万部突破のノンフィクション本『学年ビリのギャルが１年で偏差値を４０上げて慶應大学に現役合格した話』を映画化した「ビリギャル」だ。有村架純がふんする、高校２年生の落第生・工藤さやかを指導する塾講師を演じた。

「ビリギャル」完成見て涙

　「単に勉強できなかった人が受験に合格したという話ではなく、家族愛、友情などの色々なメッセージが込められた作品です。『可能性があるということを知っておくのが大切』というセリフがあるのですが、僕の心にも響きました。可能性はゼロではないと思うだけで、希望や未来は見えてきますよね」