長野でダウン症書家・金沢翔子さん個展 - 産経ニュース

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長野でダウン症書家・金沢翔子さん個展

 ダウン症の書家として知られる金沢翔子さん(29)による展覧会が7日、長野市の北野カルチュラルセンターで始まった。全国をまわる巡回展で、平成25年1月から始まり、今会場で52カ所目。開催は17日まで。

 金沢さんは5歳の時から書家の母・泰子さんに師事し、20歳の時に初の個展を開催した。その後も各地で作品を披露してきており、今年3月には初のニューヨークでの個展も開いた。

 初日の7日は、金沢さんが訪れ、揮毫(きごう)を披露。縦90センチ、横360センチの紙に、軸の長さが約50センチという大きな筆を使って、「共に生きる」と力強く書くと、見守っていた来館者から拍手が起こった。

 この言葉は金沢さんが東日本大震災後に被災地の人に寄り添う気持ちを表すために書き始めた文字で、金沢さんは「心を込めて書いた。多くの方に見てほしい」と話した。

 同展は金沢さんの作品を約50点展示。入場料は大人700円、高校・大学生300円、小・中学生200円。開館時間は午前10時~午後6時(最終日は午後4時まで)。会期中無休。問い合わせは同館(電)026・235・4111。