池袋・ラジウム入りカプセル発見の公園、住民の不安払拭できず

 区は23日から公園を立ち入り禁止とし、24日に土の一部を掘り出すと、放射線量は急激に低下。そのため、掘り出した土壌に原因物質が含まれているとみて、専門機関で調べたところ、放射性物質ラジウム226入りのステンレス製のカプセルが発見された。

 カプセルは直径3ミリ、高さ3ミリの円筒形で、上部に「1」と刻印されていた。密封されており、測定されたガンマ線からラジウム226と判明した。区は安全宣言を出し、公園への立ち入り禁止を解除した。

造成前からあった!?

 区によると、公園は平成25年3月に開園。それ以前は、都の清掃車の車庫だったという。「滑り台の置いてある付近では、よく清掃車が洗車されていた」と近くに住む男性は話す。

 公園の土地は都が土壌汚染の調査をしたが、放射線量は対象ではなかった。

 また、土はほかから持ち込まれていないため、カプセルは公園造成前から埋まっていた可能性があるという。

 区は住民の不安の払拭に向け、専門家による説明会を実施。また、公園や小中学校、保育園など子供の利用施設の放射線量を順次測定している。

 池袋保健所が設置した相談窓口には「子供が公園を利用したが、健康に影響はあるだろうか」などの問い合わせが相次いだ。同保健所は「放射線量が高い場所は限定されており、子供も含めてリスクが高い状況ではない」としている。

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