ネパール大地震

日本の捜索犬、疲労で点滴受け活動 各国の救出チームは続々引き上げ

カトマンズ市内のダルバール広場で、行方不明者の捜索を続ける日本の国際緊急援助隊の隊員と救助犬=4月30日、カトマンズ(早坂洋祐撮影)
カトマンズ市内のダルバール広場で、行方不明者の捜索を続ける日本の国際緊急援助隊の隊員と救助犬=4月30日、カトマンズ(早坂洋祐撮影)

 【カトマンズ=天野健作】ネパール大地震は5日、発生から10日たち、各国から集まった救出チームが続々と引き上げ帰国している。今後は長期的な支援が必要とされるが、国外から送られた救援物資が税関手続の遅れで空港で滞っており、国連がネパール政府に早期の物資の通過を要請している。

 同政府によると、集まった救出チームは34カ国で、内訳は、インド約1千人、中国約370人、イスラエル約300人、米国約100人、ロシア約90人など。ネパール内務省のサガル・マニ・パラジュリ計画監督局長は「10日もたち、あきらめてはいないが、生存者がいるとの望みは薄い。大半の救出活動を完了させ、次は復興の段階に入る。残る救出は自国のチームで行える」と話し、外国の救出チームの帰国準備を手伝っているという。

 日本も約70人と捜索犬4匹による国際緊急援助隊を編成し4月28日から救出活動を展開している。