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【カトマンズ=岩田智雄】強い地震に襲われたネパールの首都カトマンズで30日正午前(日本時間同日午後3時ごろ)、地震発生から約120時間ぶりに倒壊したビルのがれきの下から15歳少年がネパールの救助部隊に救出された。
少年の生存は、この日早朝にネパールの救助部隊の捜索活動で判明。駆け付けた米国の救助隊の支援を受けて約5時間後に救い出された。
ネパールの救助部隊の責任者は「少年は何の食べ物も水もとらずに生き続けていた。奇跡としか言いようがない」と話した。
少年は目をつぶり歯を食いしばった状態で担架で運び出され、救急車で搬送された。