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「ビリギャル」どん底から家族を再生させた母の告白…生活費くれぬ夫、荒れる子供たち

【トレンド日本】「ビリギャル」どん底から家族を再生させた母の告白…生活費くれぬ夫、荒れる子供たち
【トレンド日本】「ビリギャル」どん底から家族を再生させた母の告白…生活費くれぬ夫、荒れる子供たち
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 累計65万部のベストセラー『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA)。5月1日から実写映画も公開されるヒット作の裏には、ビリギャルこと小林さやかさん(27)の努力もさることながら、その母、橘こころさん(51)の支えがあった。夫婦間のすれ違い、荒れる子供たち…崩壊寸前の家族をつなぎ止めたものは何なのか。どん底から難関校合格を成し遂げた努力の裏にあった家族の闘いを、こころさんとさやかさんに語ってもらった。

180度違う夫婦

 ビリギャル=さやかさんは、両親と弟、妹の5人家族だった。母、こころさん(ああちゃん)は、2歳年上の夫(パパ)と、知り合いの紹介で出会い、23歳で結婚。翌年には長女であるさやかさんを授かった。

 ところが、さやかさんが生まれる頃には早くも夫婦の間に溝ができ始めていた。「長女が生まれる1週間前、急に会社を辞めてきちゃって、自分で事業を始めたんです。彼も必死だったでしょうが、こっちも初めての子育てで必死。お互い未熟で必死すぎて、相手を思いやることもできなかったんだな、と思います」

 夫婦は物事のとらえ方や子育てに対する方針が180度違っていた。妻が朝5時に起きるのに、夫は同じ時間から寝る。妻が一番感動した映画を、夫は一番つまらなかったと言う。妻が子供をほめるポイントで、夫は子供を叱る…。

 さやかさんの2歳下の弟は、小学校に入った頃から、野球で非凡な才能を見せ始めた。すると夫は、息子につきっきりでスパルタ式の英才教育を始める。まだ小学生なのに、ミスをすればしかり飛ばして殴りつけた。

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