官邸ドローン事件

「9日に飛ばした」 逮捕の40歳男供述 出頭時は迷彩服姿

 東京都千代田区の首相官邸に小型無人飛行機「ドローン」が侵入した事件で、威力業務妨害容疑で25日に逮捕された福井県小浜市青井、無職、山本泰雄容疑者(40)が、「4月9日午前3時半ごろにドローンを飛ばした」と供述していることが分かった。

 警視庁は25日午後にも、身柄を捜査本部のある同庁麹町署に移送し、詳しい動機や共犯者の有無について調べを進める。

 警視庁によると、山本容疑者は「昨年12月にも官邸にドローンを持っていったが(飛ばすのを)やめた」などとも供述しており、警視庁で裏付けを進める。山本容疑者は出頭時に「原発政策に不満があった。俺が官邸にドローンを飛ばした」などと話していたが、逮捕容疑の認否については無言だったという。警視庁は否認ではないとしている。

 山本容疑者は24日午後8時ごろ小浜署に上下迷彩服姿で出頭した。出頭時にはドローンのコントローラーのようなものと砂を所持。砂については「福島の砂だ」と話し、ドローンに搭載した容器に入れていたと説明していた。