英語しか使えない環境に子供たちを置き、「生きた英語」を習得させようと、都が平成30年度の開設を目指す「英語村」について、都教育委員会は23日、施設のあり方を検討する有識者会議(座長・油井直次日本英語検定協会会長)の初会合を開いた。委員には、テレビの英会話番組を担当したお笑いコンビ「パックンマックン」のパトリック・ハーランさん(米国出身)らが選ばれ、12月まで計4回議論する。
会議は非公開。都教委によると、この日は英語村のあり方全般を話し合い、委員から「英語を学ぶというより楽しめる環境に」「在京外国人との交流拠点にしてはどうか」などの意見が出た。英語村は小中高校生が対象。今後は設置場所や施設に宿泊機能を付け合宿できるようにするかなど具体的な整備内容を議論する。