浪速風

初めての給料は自分に投資を

今日が初めての給料日という新入社員が多いだろう。入社式よりも社会人になった実感があるはずだ。手にするのは給料袋と明細書だけでも、学生時代のアルバイトとは重みが違う。今年の大卒の初任給は平均約20万円で、アベノミクスによる業績回復で引き上げた企業が増えた。

▶使い道はいつの時代も親への感謝のプレゼントがトップである。あるいは家族にごちそうする。次いで自分に何か記念になるものを買う。あとは貯金や旅行資金が多い。40年も前なので初任給の額は覚えていないが、小欄は一眼レフカメラを買った。というより、記者の必需品として会社の斡旋(あっせん)で買わされた。

▶けっこう高かったから、現物支給のようなものだった。そのカメラは10年以上、日々の相棒になってくれた。初めての給料を何に使おうかと考えている諸君に参考まで。作家の山口瞳さんも「新入社員に関する十二章」で「もっとも有利な投資は自分に金をかけることだ」と書いていた。