関東の活断層地震、30年で確率50〜60% 政府調査委が地域評価公表

 関東全域の確率は九州全域の30~42%を上回った。本蔵義守委員長は「50%という確率は非常に高く、大きな注意を払う必要がある。活断層を見落としている可能性もあり、確率が低い地域も安全というわけではない」としている。

 調査委は阪神大震災を教訓に、M7以上の地震を起こす長さ20キロ以上の全国の主な活断層について確率を個別に計算してきたが、想定外の場所で直下型地震が近年、相次いでいる。

 このため評価対象を長さ十数キロの活断層や、活動度が低い断層にも拡大。沿岸部や地下に隠れている断層も考慮した上で、地域単位で確率を計算する手法を導入した。関東の地域評価は平成25年の九州に続く第2弾で、今後は中国地方など全国で順次進める。