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日本のインターネット上で、「昼寝姿がかわいい」とひそかな話題になっている大相撲の千代丸関(九重部屋)への関心が、中国でも高まっている。今月上旬に写真が投稿されると、ネット上で転載が続出。「油膩萌」という新たな造語まで誕生する事態となっている。(北京 川越一)
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中国のネット上で拡散を続けているのは、眠っている千代丸関の写真や、名古屋場所のポスターを見つめる後ろ姿を写した写真、顔を粉だらけにした写真、壁際で人さし指を立てどこかを見つめる写真、エジプト人関取、大砂嵐関(大嶽部屋)にいじられる写真-などなど。
「日本の相撲界では、最高位が前頭11枚目とレベルは高くはないが、その純朴な外見で少なくないファンを引きつけている」などと紹介されている。
179センチ、179キロの巨体としぐさのギャップには、「昼寝する姿が最も萌える大きな坊や」「最も少女の心を備えた相撲の力士」といった好意的な反応もある一方、「どこがかわいいんだ?」「重すぎてかわいくない」といった否定的な意見もある。
極めつけは、ネット上で見出しにもなっている、太った体を揶揄(やゆ)する意味が込められた「油膩萌」という造語だ。