大ガス初の商用水素ステーション 大阪・茨木で22日から稼働

大ガス初の商用水素ステーション 大阪・茨木で22日から稼働
大ガス初の商用水素ステーション 大阪・茨木で22日から稼働
その他の写真を見る (1/2枚)

 大阪ガスが大阪府茨木市で燃料電池車(FCV)の燃料となる水素を供給する「北大阪水素ステーション」を完成させ、21日午前、関係者を招いて開所式を開いた。大ガスが商業用の水素ステーションを開設するのは初めて。22日から稼働する。

 大ガスや大阪府によると、同市で運営する天然ガススタンドに併設。水素発生装置で都市ガスから水素を作り出す。1時間当たりでFCV6台分の水素を製造できるという。

 大ガスは同ステーションでの水素の販売価格を1キロ当たり税抜き1100円に決定。支払いはクレジットカードのみ受け付けるとしている。

 開所式で、大ガスの本荘武宏社長は「二酸化炭素(CO2)の大幅削減につながる水素社会の実現に貢献していく」とあいさつ。大阪府の松井一郎知事も大阪府で初めての水素ステーションの完成により、「この地が大阪、関西の水素社会の礎になる」と喜んだ。

 政府は、環境に優しい次世代のエコカーであるFCVの普及促進に欠かせない社会基盤として、民間企業の協力を得て水素ステーションを平成27年度中に全国100カ所で整備する計画だ。産業ガス大手の岩谷産業が首都圏や関西圏など20カ所で開設する方針のほか、大ガスも今回の茨木市に加え、28年春をめどに京都市南区にも水素ステーションを設ける。