ランチの「新しい味」との出合い求めて 有料でもお得サービス

ランチがお得に楽しめると人気のグルメ本「ランチパスポート」
ランチがお得に楽しめると人気のグルメ本「ランチパスポート」

 持参するとお得な価格でランチが楽しめるグルメ本や有料会員向けに飲食店の割引クーポンを発行するインターネットサービスを利用する人が増えている。本の購入や会員登録料など先行投資が必要だが、「新しい味やサービス」との出合いのため、付加価値の高い情報を求める消費者が増えているようだ。(日野稚子)

高知から全国へ

 地域に特化してお得な飲食が楽しめる店を紹介するグルメ本「ランチパスポート」。全国40都道府県の80地域で販売されている。掲載店舗に本を持参すると、700円以上のランチが500円程度で食べられる。

 本の価格は地域によって異なるが、1千円程度。掲載店舗のサービス提供期間は3カ月間で、1店舗3回まで利用できる。1回200円程度の割引となった場合は、5回で本の購入費は回収できる計算だ。

 本を考案したのはタウン誌発行の「ほっとこうち」(高知市)。同社企画開発部ランチパスポート課の山本真志課長によると、ランチ利用者の減少に悩む飲食店を支援する目的で平成23年に高知県版第1号を発行。1万2千部が約2週間で完売した。ランチパスポート発行の仕組みをパッケージ化して外販したことで、全国に広がった。