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死んだ俳優がCGで復活した…最新デジタル技術は無敵なのか 「ワイルド・スピード SKY MISSION」公開

【映画オタク記者のここが気になる】死んだ俳優がCGで復活した…最新デジタル技術は無敵なのか 「ワイルド・スピード SKY MISSION」公開
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 米カーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズに出演していたポール・ウォーカーさんが自動車事故で亡くなったのは、2013年11月30日だった。知人が運転するポルシェに同乗し、速度超過のためカリフォルニア州内で沿道の街灯と木に激突・炎上したのだ。同シリーズで愛車の日産スカイラインGT-Rを乗り回していたウォーカーさんと会ったのはその4年前。日本車への愛を熱弁してくれたナイスガイの突然の死=享年(40)=は衝撃だった。17日公開の最新作「ワイルド・スピード SKY MISSION」には彼の最後の雄姿が収められている。

 プロデューサーのニール・H・モリッツは「彼には一人の男、父、そして友達として深い尊敬がある。それを台無しにするものは、スクリーン上に一切描いてはならないと思った」と語る。ウォーカーさんは死去前に撮影の大半を終えていた。残りの出演場面には外見の似た弟のケレイブとコーディが代役として参加。彼らの体にウォーカーさんの顔をCG合成するという最新技術が使われた。この作業を請け負ったのは「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズなどのピーター・ジャクソン監督が1993年に設立したニュージーランドの視覚効果製作会社WETA(ウェタ)。人間の動作をデジタル化するモーションキャプチャー技術を得意としている。「過去の作品の未使用映像や最新技術のおかげで、最高の映画的な見送りができた」とモリッツは言う。

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