プロ野球

伝説のバックスクリーン3連発から30年 レジェンド3人が甲子園に集結

試合前セレモニー。(左から)岡田影布氏、掛布雅之氏、ランディ・バース氏=甲子園球場(白鳥恵撮影)
試合前セレモニー。(左から)岡田影布氏、掛布雅之氏、ランディ・バース氏=甲子園球場(白鳥恵撮影)

 ファンの間で伝説となっている甲子園の「バックスクリーン3連発」からちょうど30年たった17日、当時と同じ巨人戦が行われた甲子園球場で、アーチをかけたランディ・バース(61)、掛布雅之(59)、岡田彰布(57)の各氏が顔をそろえて記念セレモニーが行われた。

 球団創設80周年を記念する「LEGENDS DAY」の第1弾。バックスクリーンに当時のオーダーとスコアが表示され、場内アナウンスとともに、ユニホーム姿の3人でグラウンドに登場。その後、始球式にも臨んだ。岡田氏は「このユニホームを着て、昔の背番号つけて感激やな」と感慨深げ。掛布氏は「次の新しい伝説を和田阪神でつくってほしい」とエールを送り、バース氏は「優勝できると思う」と笑顔で語った。

 4月17日に甲子園で巨人戦が行われるのは、3連発が生まれた1985年以来。30年前は巨人の槙原から3番バースがバックスクリーンへ逆転3ランを放ち、4番掛布、5番岡田も続いた。そのシーズンは21年ぶりのリーグ優勝を果たし、球団史上初で唯一となっている日本一に輝いた。

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