原発仮処分の衝撃(下)

「地方の裁判官が断じていいのか」国策揺るがす〝暴走司法〟…「停止ドミノ」に警戒感

 「福島の事故があったのに英国はなぜ原発に前向きかと聞かれる。電力不安を経験し、安定供給を保つ電源構成を考える重要性を国民も分かったからだ」。3月10日、大阪市内で講演した英国立原子力研究所のアンドリュー・シェリー主任研究員はこう説明した。

 日本では平成42年時点の電源構成の検討が進んでいる。安全性や経済性、安定供給、温室効果ガス排出量などを総合的に考慮して今夏に決定する。そのさなか、司法という強制力をもった不安定要素が加わった。

 この企画は、内山智彦、板東和正、矢田幸己が担当しました。

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