浪速風

ヒラリーさん「今度は私が大統領に」

クリントン米大統領時代の有名なジョークがある。ドライブに出かけた大統領夫妻がガソリンスタンドに立ち寄ると、ヒラリー夫人の昔のボーイフレンドが給油係をしていた。「彼と結婚していたら、今頃は田舎のガソリンスタンドの奥さんだよ」「バカね、私と結婚していたら、彼が大統領になっていたわ」

▶ヒラリー・クリントンさんが2016年の大統領選に出馬を表明した。ファーストレディー当時から政治家としての資質は夫以上と評されていた。オバマ政権1期目の国務長官として最多の112カ国を訪問し、知名度、実績とも十分である。民主党には他に有力な候補者がおらず、本命視されている。

▶が、華麗な経歴が逆に反発を招く可能性もある。孫ができて「おばあちゃん」の親しみやすさを強調するが、当選すると69歳での就任はレーガン元大統領に次ぐ高齢になる。はたして2度目の挑戦は「天の時」なのか。米国初の女性大統領への道は平坦ではない。