経済裏読み

「時速1200キロ」の衝撃、米「チューブ列車」構想が始動、中国は「4000キロ」で開発狙う

 また、チューブ列車を研究・開発しているのはマスク氏だけではない。米ベンチャーのET3(コロラド州)は、やはり真空チューブをリニアモーターカーが走るプロジェクトを進行中で、特許もとっている。

 さらに、中国でも、政府の支援を受けて大学などで真空チューブ列車の研究が進められている。中国メディアなどによると、10年後にも実用化を目指しており、時速はなんと4千キロ。国際列車が北京とワシントンを2時間で結ぶという。

 マスク氏が、こうしたライバルとの競争や課題を乗り越え、「夢の弾丸列車」を完成できるのか。米ニュースサイトのザ・バージは「まだ時期尚早だが、ハイパーループは輸送の世界を一変する可能性を秘めている」と指摘している。