AKB48の渡辺麻友(21)と女優の稲森いずみ(43)がW主演する「戦う!書店ガール」(火曜後10・0、フジテレビ系)が14日からスタートする。
20代と40代の働く女性が、世代間のギャップや境遇の違いから互いにぶつかり合いながらも、仕事や恋の困難を乗り越え、成長していくウーマンライフドラマである。
渡辺はゴールデン帯の連ドラ初主演となり、少々緊張気味だ。そんな彼女を稲森が優しく見守りながら取材は始まった。初共演となる2人の楽しいやりとりを紹介しよう。
--ドラマの話を最初に聞いた感想は?
稲森「本屋さんに興味があるので『やった!』と思った(笑)」
渡辺「もともとあまり本を読まないので、これをきっかけに読もうと思っている(苦笑い)」
--お互いの印象を
渡辺「本当におきれいで圧倒されそう。言葉が出ない」
稲森「波長が何となく似ている。積極的にしゃべりかける方ではないところとか。正反対の役同士といってもウマが合っていないといけないと思うのでよかった」
--働く女性についてどう思いますか?
渡辺「お仕事が大好き。仕事をより充実させ楽しい方が私は生きがいを感じる」
稲森「働く女性は常に戦っていると思うので、応援したい」
初共演とは思えない仲のよさで、終始和やかな対談風の取材は続き、稲森から渡辺へ突然の質問が投げかけられた。
稲森「100点満点の笑顔はどうやって作るのですか?」
渡辺「え-っ!? そうですか!? なんでも楽しもうという人生、気持ちからの笑顔かな」
--お気に入りの本は?
稲森「絵本の『ぐりとぐら』が大好き。幸せを感じます」
渡辺「私も『シンデレラ』『人魚姫』など非現実的なおとぎ話の絵本が好きだった」
--最後に、ドラマへの意気込みをどうぞ
渡辺「緊張と不安が入りまじっているが、働く女性に元気になってもらい、共感してもらえるような作品に!」
稲森「私は結構、まゆゆ(渡辺の愛称)に頼るかもしれません。長丁場なのでまゆゆから元気をもらえそう。しっかりしているので甘えそう(笑)」
制作を担当する関西テレビの山下有為プロデューサーは「渡辺さんは、今の20代を代表する全力アイドル。稲森さんは守る要。優しくありながらも凛とした雰囲気を醸し出せる女優さん。40代にとっての等身大の存在になってほしい」と期待を寄せる。
働き女子のホンネを描く脚本は「ファースト・クラス(第1期)などで知られる渡辺千穂さん。出演は千葉雄大、大東駿介、木下ほうか、井上順、田辺誠一ら。