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働く女性の背中押したい AKB48、渡辺麻友 「戦う!書店ガール」

 役は、文房具メーカー会長を祖父に持つお嬢様、北村亜紀。書店員として働き、自由奔放で気が強い性格から、たたき上げの副店長、西岡理子(稲森)と衝突する。「私も働く女性の一人として、頑張っている女性の背中を押せるような作品にしていきたい」と抱負を語る一方で、亜紀については「私とは正反対のタイプ。でも、幅広い役をこなせる女優になりたいと思っているので、挑戦しがいがあります」と力を込める。

 役作りは「天真爛漫ですぐに思ったことを口にする」という同期の仲川遥香(JKT48)を参考にした。さらに読書好きで本に救われた過去を持つ亜紀に近づこうと、周囲の人にお勧めの本を聞いて読書に励む。

 「名だたる女優さん俳優さんに囲まれ、緊張してせりふが飛んじゃったらどうしよう」。緊張感あふれる総選挙を勝ち抜き、何度も大舞台でのコンサートを成功させてきた身から意外な言葉がこぼれる。「AKB48での活動は場数を踏んでいるので緊張を楽しめるようになりました。女優としては今、不安が60、楽しみが40。緊張も楽しめるようにしていきたい」

 「このドラマで脱アイドル宣言したいですね。AKBもいつかは卒業しなければいけないわけですし」。改めてそう話すと、にこりとほほえんだ。

文・佐々木詩

撮影・宮崎瑞穂

 わたなべ・まゆ 平成6年、埼玉県出身。18年に第3期、AKB48オーディションに合格し、現在チームBに所属。24年2月にシングル「シンクロときめき」でソロデビュー。同年11月にリリースした3rdシングル「ヒカルものたち」で、ソロとしては自身初のオリコンウイークリーチャート1位を記録した。25年6月、第5回AKB48選抜総選挙では第3位。昨年、第6回選抜総選挙で第1位を獲得した。