教科書検定

中学社会科の全教科書「竹島・尖閣」領土の記述大幅増…領土問題の関心高まる 文科省公表 

【教科書検定】中学社会科の全教科書「竹島・尖閣」領土の記述大幅増…領土問題の関心高まる 文科省公表 
【教科書検定】中学社会科の全教科書「竹島・尖閣」領土の記述大幅増…領土問題の関心高まる 文科省公表 
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 文部科学省は6日、来春から中学校で使われる教科書の検定結果を公表した。社会科では初めて地理、歴史、公民の全教科書が竹島(島根県隠岐の島町)と尖閣諸島(沖縄県石垣市)を取り上げるなど日本の領土に関する記述が大幅に増えた。竹島と尖閣諸島については、今年度から使用される小学校教科書でも社会の全社が記述しており、義務教育段階で全ての児童・生徒が学ぶことになった。

 今回の検定では、9教科計104点が申請され、このうち「自由社」と新参入の「学び舎」の歴史教科書が多くの欠陥があるなどとして不合格とされたが、ともに再申請して合格し、全ての教科書が合格した。

 今回は「脱ゆとり」で、学習内容を大幅に増やした現行の学習指導要領に基づく2回目の検定。全体の平均ページ数は前回の平成22年度検定の教科書からさらに6%増え、旧指導要領に基づく18年度検定からは33%増となった。

 社会科の全教科書で竹島と尖閣諸島が記述されたのは、領土問題への関心の高まりや、教科書作成の指針となる学習指導要領の解説書が昨年1月に改定され、地理、歴史、公民の全てで指導するよう明記されたためとみられる。