独旅客機墜落

副操縦士の急下降は「故意」 フライトレコーダーで裏付け 最後の数分まで意識鮮明

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ格安航空会社ジャーマンウイングスのエアバスA320機の墜落で、フランス検察当局は2日、南東部の墜落現場からフライトレコーダー(飛行記録装置)を発見した。仏航空事故調査局は3日、初期解析の結果から、墜落がアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の故意だったことが確認されたと明らかにした。ロイター通信などが伝えた。

 副操縦士は高度約30メートルまで降下するよう自動操縦を設定。その後、複数回、加速操作をしていたという。

 また、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などによると、副操縦士が「最後の数分間」、2度にわたって速度警報を鳴らなくさせるため、減速操作をしていたことも判明した。仏当局は、副操縦士の意識が最後まで鮮明だったことを示すとみている。

 一方、ドイツ検察当局は2日、副操縦士が3月中旬から墜落前日まで、インターネットで自殺の手法や操縦室の安全性について調べていたと発表した。副操縦士は過去に自殺傾向で精神的な治療を受けており、自殺のために墜落を準備していた可能性が高まった。

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