等伯の襖絵32点、デジタル技術で5年かけ複製 1日から公開

天授庵に奉納された長谷川等伯筆の襖絵の複製=31日午前、京都市左京区(志儀駒貴撮影)
天授庵に奉納された長谷川等伯筆の襖絵の複製=31日午前、京都市左京区(志儀駒貴撮影)

 桃山時代を代表する絵師、長谷川等伯(1539~1610年)が描いた重要文化財の襖絵(ふすまえ)32面を東京芸術大学の須賀みほ准教授らが複製し31日、所蔵する南禅寺塔頭の天授庵(京都市左京区)に奉納した。

 天授庵の襖絵は等伯が晩年に描いたと伝わる墨絵で、中国・唐代の禅師にまつわる故事などを題材にしている。実物は昭和50年代に修復・保存されたが、須賀准教授らがデジタル技術などを使って約5年かけて複製し、本堂で襖絵としての空間美を再現した。

 4月1~12日に一般公開される。問い合わせは天授庵((電)075・771・0744)。

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