近ごろ都に流行るもの

「シニアメーク化粧品」 女を諦めない…に応える

 一方、お笑いタレントの久本雅美さん(56)をCMに起用して、花王が今月発売した「オーブ クチュール」の50代向けアイシャドー「ブライトアップアイズ」(4104円)も好調で、ブランドのアイシャドーのシェアを約3倍に押し上げた。まぶたのたるみやくすみに対応。弱い力でも持ちやすいブラシで、ひと塗りでまぶたにグラデーションを描ける画期的な設計だ。「時短メークの点でも受けた」と広報部。久本さんは、4年前に発売された同社の50代向けファンデーションのCMにも出演しており、毎年売り上げ2桁増の成長を支えている。

 ニューヨーク在住のメークアップアーティスト、吉川康雄さん(56)は「加齢でブスの要素が増えても、否定して隠す必要はない。変化を受け止めたうえでメークで輝かせる、自然体の美しさもある」と話す。

 先月発行の著書「生まれつき美人に見せる」(ダイヤモンド社)でも、「世界のトップモデルは、顔にブスの要素を必ず持っていて、それと美しく磨き上げた部分を合わせることで圧倒的な魅力を作り出している」とも指摘。自らがクリエイティブディレクターを務めるメークブランド「キッカ」では、「いくつになってもメークを楽しんでほしい」との思いから、白髪やそばかすのモデルをポスターに起用したこともある。

 改めて思えば、手先を使ってボケ防止、生活にメリハリをつける意味でも、おばあちゃんになってこそメークは必要!?