「今津」か「新旭」か、市役所位置めぐる住民投票は4月3日告示 12日投開票 滋賀・高島市 - 産経ニュース

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「今津」か「新旭」か、市役所位置めぐる住民投票は4月3日告示 12日投開票 滋賀・高島市

住民投票の実施が決まり、記者会見する福井市長=滋賀県高島市の新旭公民館
住民投票の実施が決まり、記者会見する福井市長=滋賀県高島市の新旭公民館

 滋賀県高島市の市役所本庁舎整備をめぐる問題で、高島市議会は27日、庁舎位置を「今津」「新旭」のいずれにすべきか民意を問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。これを受けて市は、統一地方選前半の県議選(4月3日告示、12日投票)に合わせて住民投票を実施する。一方、条例上の庁舎位置を変更する改正案は否決。福井正明市長は「市民は、将来を見据えて冷静に判断してほしい」と話した。

 成立した住民投票条例では、現在使用している新旭の仮庁舎を増改築して本庁舎とすべきか、合併協議で決めた今津への本庁舎新設かを、20歳以上の住民に問う。投票率に関係なく投票は成立し、投票結果に法的拘束力はないが、市長や議会は「結果を尊重しなければならない」としている。

 一方今議会では、条例上の庁舎位置を変更する改正案も提出されたが、特別議決のため可決には3分の2以上の賛成が必要で、これに満たず否決。しかし、仮庁舎増改築の設計費などが盛り込まれた来年度一般会計当初予算案は可決した。

 福井市長は、住民投票で「新旭増改築」の意見が多かった場合は早期に臨時議会を開き、条例上の庁舎位置を変更する改正案を改めて提出する方針。「庁舎整備の問題を解決し、市の一体的なまちづくりを進めたい」と話している。

 市は住民投票実施の周知に向け、今津への新築と新旭での仮庁舎増改築の両案を比較するデータを掲載した住民投票の説明資料を製作。県議選の告示後に、選挙公報と合わせて有権者に配布することにしている。